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工事日報をAIで自動作成|現場写真を渡すだけで完成するプロンプト公開

工事日報をAIで自動作成|現場写真を渡すだけで完成するプロンプト公開

工事日報、毎日どのくらい時間をかけているか

現場が終わった後、疲れた体で取り掛かる工事日報。作業内容を思い出しながら項目を埋め、文章を整えて提出するまで、慣れた担当者でも20〜30分はかかる。それが毎日続くとなると、月間で換算すれば相当な時間だ。

しかも内容は毎日似通っていて、「また同じことを書いている」と感じている人も少なくないはずだ。

この記事では、ChatGPTやClaudeなどの生成AIを使って、工事日報のたたき台を素早く作る方法を具体的なプロンプトとともに紹介する。現場写真や簡単なメモを渡すだけで、日報の骨格が数分で出来上がる。

工事日報をAIで自動作成|現場写真を渡すだけで完成するプロンプト公開

工事日報の基本:何を書くべきか

まず工事日報に記載すべき標準的な項目を整理しておく。書式に法的な義務はなく、会社や現場によって異なるが、一般的には以下の項目が含まれる。

  • 工事名・現場名
  • 日付・天候・気温
  • 作業員氏名・人数
  • 工種・作業内容(午前/午後)
  • 使用機械・資材
  • 作業時間(始業・終業・休憩)
  • 進捗状況(計画比)
  • 特記事項・トラブル・翌日の予定

なお工事日報は作成の法的義務こそないものの、建設業法では工事に関する帳簿の5年間保存が義務づけられており、工事日報はその帳簿に準ずる書類として扱われることが多い。作成した場合は適切に保管することが大切だ。


AIをどう使うか:2つのパターン

AIを使った工事日報作成には、主に2つのアプローチがある。

パターン① テキストメモから作成する その日の作業内容を箇条書きでAIに渡すと、日報の文章に整えてくれる。メモ書き程度の情報でも、読みやすい日報のたたき台に仕上げてくれる。

パターン② 現場写真から作成する ClaudeやChatGPT(GPT-4o以降)は画像を読み取る機能を持っている。現場写真を貼り付けると、写真に写っている作業内容や進捗状況を読み取り、日報の文章を自動生成してくれる。黒板や掲示板に書かれた文字も認識するため、写真1〜2枚から驚くほど使えるたたき台が出てくる。


コピペで使えるプロンプト

パターン①:テキストメモから作成

以下の作業メモをもとに、建設現場の工事日報のたたき台を作成してください。

【基本情報】
工事名:○○橋梁補修工事
現場名:△△市△△町地内
日付:2026年○月○日(○曜日)
天候:晴れ
気温:最高22℃

【今日の作業メモ(箇条書き)】
・午前:橋台南面の型枠組立て(4名)
・午後:配筋検査対応、写真撮影
・特記:資材の一部が午後3時に届いたため、午前中の作業量が増加
・翌日:コンクリート打設予定

以下の項目を含む工事日報を作成してください:
1. 作業内容(午前/午後)
2. 使用資材・機械
3. 進捗状況
4. 特記事項
5. 翌日の予定

パターン②:現場写真から作成(ClaudeまたはChatGPT)

写真を添付した上で、以下のプロンプトを使う。

添付した現場写真をもとに、工事日報のたたき台を作成してください。

【基本情報】
工事名:○○工事
日付:2026年○月○日
天候:○○
作業員数:○名

写真から読み取れる作業内容、使用機械、進捗状況を整理し、
以下の項目を含む日報を作成してください:
1. 作業内容(写真から読み取れる範囲で)
2. 進捗状況
3. 特記事項(気になる点があれば)
4. 翌日の予定(空欄でOK)

※写真から読み取れない情報は「要記入」と記載してください。

「要記入」と指示しておくことで、AIが推測で埋めてしまうことを防ぎ、確認が必要な箇所を一目で把握できる。


使い方のコツ:毎日5分で終わらせるために

メモは音声入力で 現場から帰る車中や移動中に、スマートフォンの音声入力でその日の作業内容をメモしておく。箇条書きで十分だ。それをAIに貼り付けるだけで日報の骨格が完成する。

プロンプトをテンプレート化する 工事名・現場名・作業員氏名など、毎回変わらない情報はプロンプトにあらかじめ埋め込んでおく。Claudeの「プロジェクト」機能やChatGPTの「カスタム指示」を使えば、毎回入力する手間も省ける。

AIの出力は必ず確認する AIは写真から読み取れない情報(正確な数量・時刻・人名など)を補完することがある。出力された日報は必ず目を通し、事実と異なる箇所は修正してから提出する。


まとめ

工事日報は毎日の積み重ねだからこそ、少しの効率化が大きな時間削減につながる。AIをたたき台メーカーとして活用することで、「思い出しながら書く」という作業の大半をなくし、担当者は「確認・修正・判断」だけに集中できるようになる。

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